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質問 多摩川では、子供が浮いて川を体験する授業があります。 そのくらい浄化が進んでいるわけですが、江戸川は遅れていませんか。 状況の説明と対策として何をしているのかを教えてください。
回答 江戸川も多摩川と同様に昭和30年代以前は水浴びが出来るくらいきれいだったと聞いています。その後、人口増加に伴い、生活雑排水の流入で水質が悪化しました。
そこで、平成6年に国、流域自治体(県、市)、学識経験者及び地域住民代表と利水者の代表である東京都が一体となった、「清流ルネッサンス21江戸川・坂川地域協議会」を発足し対策を実施した結果、今では環境基準値を達成するくらいにきれいになっています。
その対策の内容としては、浄化施設の設置や下水道の普及、市民による河川清掃などが挙げられます。
環境基準を達成した現在では、継続した河川清掃とともに、川での活動も増えてきています。
子どもを対象とした川での活動としては、松戸市内でいえば、江戸川に並行した人口河川「ふれあい松戸川」があり、そこでは春と秋の花まつりでEボート乗船体験や、市民ボランティアによる環境生物学習が行われています。また、江戸川の支川である坂川でも生物調査が行われています。
多摩川と江戸川を単純に比較はできませんが、水質においては松戸地先の江戸川の方がきれいといえます。環境基準は松戸地先では多摩川の中流部と同じ基準が適用されており、その基準を満足する状況にあります。
子供が浮いて川を体験する授業については、江戸川で実施はされていません。
水質が多摩川より劣るから江戸川(松戸地先)でそのような体験授業が行われないということではなく、学校や保護者の皆さまからのニーズが集約されないから実施されていないという実情にあります。
市内の坂川においてそのようなことを実施することが可能な親水性を目的とした護岸が整備されていますが利用は一部の団体が利用しているに過ぎず、体験授業に使われないと認識しております。
  • 所属名:建設部 河川清流課
  • 電話番号:047-366-7359
  • カテゴリ分類:子ども 環境
  • ライフシーン:子育て・教育 その他
  • FAQ No:MAT01526
  • 更新日:2017/01/05
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